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ジルコニアのメリット

透過性や強度に優れた材料

当クリニックでは主にジルコニアを使用しています。

人工ダイヤモンドに類したもので、組成を変えて作られたものにナイフやボルト、人工関節などがあります。人工関節については、生体親和性がとても高く、体中に入れても問題がないということで使用されています。

その生体親和性を歯科に活かしたものとして、基材にジルコニアを使用しているのです。

特徴は、透過性に優れていることです。従来は、内側に金属を使用して外側を白いセラミックで包んでいる状態でしたが、光が当たると内側の金属が黒く写っていました。それに対してジルコニアは、内側が通常より白いものであれば透過性が高く、強度も金属より強く、親和性にも富んでいるという好条件が3つそろっています。

メタルフリーへのこだわり

従来のように金属を使用していると、経年変化で歯茎の周りが黒くなってきます。これは金属が溶出して黒くなることと、金属そのものが移って黒くなることの2つの原因が考えられます。金属が溶出し、メラニン色素が沈着してしまったらすぐには除去できませんが、少しずつ薄くなっていきます。

当クリニックでは、土台にもメタルフリー(金属を使用していない)の『ファイバーコア』という白い土台を使用しています。そのため、光を取り込むと歯茎の部分も明るくなります。内側に金属を使用していると、光を取り込んでもその部分だけ光を遮断し、影の部分が歯茎に映って黒く見えるのです。

そして材料がニッケルであれ金であれ、金属である以上は何らかの形で金属アレルギーになることがあります。金属の種類によって、また個人よってもアレルギーの出方は違います。金属アレルギーを起こされている方の場合、皮膚科でパッチテストを受けていただき、アレルギー反応のある金属を使用せずに治療します。ジルコニアであれば金属とは無縁の材料なので、アレルギーとの反応が起きにくいといえます。

コンピューター管理による補綴物作製

ジルコニアを使用する際のおおまかな流れは、まずフレームを起こし、内側の基盤となる人工ダイヤモンドを作り、その上にセラミックを入れ、明度、色調などを個人の色に合わせた形態にするというものです。

ジルコニアは人工ダイヤモンドでてきており、技工士が加工することが困難なほど強度があるので、コンピューターが測定して加工するというシステムがあります。当クリニックではそれを3年前から取り入れ、コンピューター管理のもとで削っているので、抜群のフィット感が得られる補綴物を提供することが可能になってきています。

ジルコニアとE-max

ジルコニアの上に乗せたセラミックは、化学的には接合しているのですが、金属にきちんと接合するほど丈夫とは言いきれません。そのデメリットを補うべく、近年『E-max』という素材が出てきました。これはセラミックそのものでできており分子構造が一定なので、ともて安定しています。よく、補綴物が欠損しまったということを聞きますが、当クリニックでは1年間で入れた585本のうち、何らかの問題が発生したのはたった7本でした。

当クリニックではインレーに関しては、フィット感と透明感を得られることから、主にE-maxを使用しています。

クラウンに関しては、ひとくくりに被せ物といっても、前歯と奥歯どちらに適用するかに応じてさまざまです。

ジルコニアまれに表面が欠損することがありますが、いろいろな幅で明度と白さが調節できるので、審美性を重要視して改善したい場合はジルコニアをおすすめしています。咬合力のかかる臼歯に使用する場合、噛む力がとても強い方には、すべてセラミックでできており欠損しにくいE-maxをおすすめしています。